2015/12/07
2015/11/20
2015/11/14
シュテンゲル(家事家計講習会の託児のために)
今日は朝から雨になりました。
午前中は台所仕事。食パンを2セット(胡麻入りとレーズン入り、併せて4本)、それに家事家計講習会の託児のシュテンゲルを試作しました。
今まで強力粉を用いていたのですが、今回は託児レシピ通りに薄力粉で作りました。
捏ね上げた生地を1本あたり7gに分割して48本になります、180℃で5分、170℃で25分焼きました。
今までより長い時間かけ、じっくり焼きました。仕上がりはサクッととてもよかったです。
豊中友の会箕面方面の家事家計講習会は1回目が12日に箕面サンプラザを会場に行われました。お客様は30人、小学校や幼稚園で配布されたチラシを見て、初めて参加された若い方も多く、熱気ある講習会でした。
午前中は台所仕事。食パンを2セット(胡麻入りとレーズン入り、併せて4本)、それに家事家計講習会の託児のシュテンゲルを試作しました。
今まで強力粉を用いていたのですが、今回は託児レシピ通りに薄力粉で作りました。
捏ね上げた生地を1本あたり7gに分割して48本になります、180℃で5分、170℃で25分焼きました。
今までより長い時間かけ、じっくり焼きました。仕上がりはサクッととてもよかったです。
豊中友の会箕面方面の家事家計講習会は1回目が12日に箕面サンプラザを会場に行われました。お客様は30人、小学校や幼稚園で配布されたチラシを見て、初めて参加された若い方も多く、熱気ある講習会でした。
講習会の冒頭、方面リーダーが友の会の紹介をしました |
2回目が17日(火)、箕面市民会館(グリーンホール)大会議室で行われます。
託児はすでに8名が予約されているとのこと、私は、月曜日に本番用シュテンゲルを焼きます。
お母さんたちが、家計のことを熱心に学んでいる間、託児係のおばさんたちと一緒に待っていてくれる子どもたちのために…
次回も、よい講習会になりますように。
***
シュテンゲルの作り方(豊中友の会子ども係 2015 作成)
材料 | 作り方 | ||||||||
薄力粉(ふるっておく) | 200g | ①牛乳を人肌に温め、その中から大さじ2杯を小さい器に取り、 | |||||||
バター | 30g | イーストと砂糖を振り入れ、泡がたつまでおく。 | |||||||
砂糖 | 一つまみ | ②ボールに、薄力粉、イースト、牛乳、(硬さを見るので少し残す) | |||||||
牛乳 | カップ2/3 | 塩、バターを入れてこねる。 | |||||||
塩 | 小匙1/2 | なめらかになったら(耳たぶより少し固め)1つにまとめ、 | |||||||
ドライイースト | 小匙1 | 濡れ布巾をかけて暖かい所で10分ほどねかせます。 | |||||||
③のし板に生地をとり、打ち粉を使いながら棒状にまとめ、 | |||||||||
48個に切り分ける。焼き上がり12~13センチ | |||||||||
コロコロと転がしながら伸ばす。 端が細くならないように成形する。 | |||||||||
④オーブンで焼く(180℃ 5分焼き、さらに 170℃ 25分) |
2015/11/09
11月例会感想「舞台と楽屋」
11月5日にあった豊中友の会例会で、箕面方面は感想当番でした。
私にも機会を与えられて、感想を述べさせていただきました。
羽仁もと子著作集第21巻「真理のかがやき」 20-24p
「舞台と楽屋」昭和6年10月に発表された文章を読んでの感想です。
***
この箇所は名古屋友の会でも家事家計講習会の前によく読んだところです。友の会が成立して2年目、家庭生活に対する基本的な考え方と実際を、世に示す大きな企画、「生活合理化展覧会」を自由学園の卒業生や友の会会員と力をあわせつくりあげ、全国各地を巡回するという大きな試みの前に書かれた文章です。一つの大きな仕事を前にしての高揚した気持ちがあふれています。一つの楽屋が舞台となり、またそれが楽屋となって舞台となる。めあてに向かって発展していく意気込みがあります。そして私たち友の会会員も、この言葉に励まされて、それぞれのところで家事家計講習会を精一杯に励み続けて来たと思います。
今年の2月に出た「生活合理化と家庭の近代」という本があります。小関孝子という方が書かれていますが、全国友の会の歴史と現状を分析した論文で副題に「全国友の会によるカイゼンと婦人之友」あります。友の会は90年の歴史を持つ婦人団体ですが、今までこのように丁寧に学術的に分析されたものはなかったと思います。羽仁もと子の思想でまとまっているとはいえ、各地友の会が自主的に運営されている面が大きく、とらえどころがなかったからかもしれません。
友の会の歴史が大きく4つに分けられています。第1期は1930年から1954年の羽仁もと子が先頭に立って生活合理化に取り組んだ戦中、戦後の時代。知識階級の妻たちによる啓蒙活動の時期ととらえられています。第2期は高度経済成長期1955年から1974年、専業主婦による暮らしのカイゼン、カイゼンというとトヨタが有名ですが、お金をかけないで知恵をしぼり、改善をはかること。企業社会でも合理化、カイゼンによって成長を達成した時期です。家事家計講習会が全国一斉事業となったのは1956年からですが、各地の友の会が地域に根ざして講習会を毎年開催して、周りの方々に家計簿記帳を軸とした筋の通った生活をと呼びかけ、入会者が増えました。1981年には会員数は3万人に達しました。第3期は1975年から1994年、家族単位の消費行動より個人消費の時代に変化していく頃です。生活合理化の技術が伝承され、海外バングラディシュとの交流もこの時期に行われました。第4期は1995年以降、阪神淡路大震災以降の危機管理時代、生活合理化が見直され、震災支援やスーパー主婦といった形でマスメディアにも取り上げられることが多くなりました。
振り返ると、羽仁もと子の考えをもとにして、地道に繰り広げられてきた全国的な活動が、日本の近代化になくてならない役割を果たしたと思います。
私は1978年に入会しました。専業主婦が与えられた時間や力を惜しみなく出して、友の会の活動に関われた時期でした。友の会で生活技術を相互に工夫し身につけると同時に、組織での働き方を学び、友と共に成長してきたと思います。しかし、今の若い方はほとんどの方が職業経験、組織の中で働く技能をすでに持っておられます。そして豊中友の会の中で見ていましても、職場や学校で学んだことを惜しみなく出して、友の会の活動に関わっておられるように思います。そういう意味で友の会は変わってきたと思います。
21頁5行目に「今の生活舞台にせっぱつまった必要事」とあります。私たちが毎年開催する家事家計講習会が、今の若い人たちの生活、暮らしにとって、せっぱつまった必要事にどこまで訴えることができるか。家計の筋道を立て守る適量の生活はいつの時代も変わることはありませんが、もっと大切なことも伝えることができたらと思います。生活合理化の最終の目的は、22頁にありますが、できた余裕をもってそれぞれに積極的に良いこと、大切なことを行う、別な言い方で羽仁もと子流に言えば「神の国建設」、最も終わりに展開される永遠の舞台に立つための祈りが湧き出る生活ではないでしょうか。
今、朝の連続ドラマの主人公は、広岡浅子という大阪の女性実業家をモデルにしています。女性が人として尊重されたら社会は変わると訴え続けた方です。大正元年発行の婦人之友にもその文章が掲載されています。この方は1911年明治44年のクリスマスに、現在私が属しています日本基督教団大阪教会で洗礼を受けられました。「人を恐れず天を仰いで」という著書が最近復刊されています。人生の最後に、本当によるべきところに帰られたことを皆さまにも知っていただきたいと思い、一言付け加えさせていただきました。
2015/10/28
まちかど文庫企画案
今年の年頭に見た夢「まち角の図書館」を実現に向けて、具体的に考えてみました。
***
「江戸堀まちかど文庫」(仮称)について覚書
対象 週日、特に昼休み、夕刻に多い教会の前を通る成人男女、近隣の方々。
設置場所 教会西側、西門付近。内か外か。通りがかりに目につくようにおきたい。
書棚の本を手に取って、西庭のベンチで読むことができるようにしたい。
設備 屋外に設置できるスチールの棚のある構造物、前面は引違のガラス戸で雨が入り込まないように特注したい。照明はLED、太陽電池でまかなえるとよい。
運営 貸し出し手続きは無し、期限も設けず。自由に借り出し、読み終えたら読んだ人が自分でもどすを原則とする。(当番はつかない)
蔵書 書籍は教会員から提供してもらう。(リサイクル) ただし、教会の文庫に相応しい内容のもの。
聖書関連、人生論的なもの、キリスト教作家の小説。紀行文、エッセイなど
本のサイズは、書棚に限定される。
管理 受け入れ所蔵印を新たに作り、押印する。読んだらもどすルールを1冊ごとに記せるとよい。定期的に本を点検し、補充、入れ替えなどを行う、開架と別に所蔵スペースが必要だろう。係に本を愛する数名を求む。
2015/10/16
今年も家事家計講習会
今年も友の会の家事家計講習会が全国各地で開かれます。
私の属する豊中友の会箕面方面のチラシができました。
NHK「あさイチ」でおなじみととありますが、昨年暮れに箕面方面のOさんとKさんが、スーパー主婦の仲間入りをして、おせち料理の紹介に出演しましたから、箕面方面にとってウソ偽りはありません。
今年の家計係のNさんが一番強調したいのは、ただ家計簿記帳をすすめるだけでなく、「予算のある家計簿」、これこそ羽仁もと子案家計簿の良さ、是非予算を立てる大切さを知っていただきたいことです。
仕事を持っている方にも是非参加してほしいと、土曜日にも開催します。箕面方面全員で準備の真っ最中です。(今年は私は裏方、大事な会計を預かっています)
同じ内容で3回開きます。ご都合のいい日にどうぞ。
1歳以上のお子さんは託児の申し込みをしてください。(1歳までのお子さんはご一緒にお聞きください)
軽食にシュテンゲルが用意されます。
12日の会場は阪急箕面駅下車すぐ箕面サンプラザ地下1階です。託児は隣の部屋で行います。
17日の会場は、市役所西側別館グリーンホールの2階大会議室で、ここは車で来る方は市役所の駐車場が使えます。(無料) 託児は2階和室。
21日は市役所西側別館グリーンホール2階、和室で行います。子ども連れの方は同室での託児になります。こじんまりと膝突き合わせての真剣な講習会になると予想しています。市役所の駐車場が使えます。
また、豊中友の会のHPには豊中、池田、箕面近辺の会場の案内があります。
どうぞご覧ください。
http://toyonakatomonokai.blogspot.jp/2015/09/2015.html
2015/10/10
大阪教会バザー イケフェス2015 オープンチャーチ
日本基督教団大阪教会の第52回バザーは10月25日(日)午後開催されます。
今年は朝の連続ドラマ「あさが来た」の主人公が、大阪教会で1911年に洗礼を受けた広岡浅子がモデルなので、大阪教会の歴史が、いつもより注目を浴びています。企画展も公開されます。
私は食堂のうどん当番で頑張ります。手作りのお菓子も出品するつもり。
箕面ではちょうど25日は「学習センターまつり」が行われていて、友の会は方たちに来てもらえないのが残念ですが、それぞれのところで楽しみつつ働きたいですね。
バザーに来れない方に、是非お勧めしたいのは10月31日(土)午後の大阪教会聖堂の公開です。
今回は午後2時と3時から20分程度の”礼拝体験”が企画されています。牧師のメッセージとパイプオルガンの演奏があり、教会の礼拝の雰囲気を少し味わっていただける時になるでしょう。
私は受付当番に当たっています。たくさんの方が来ていただけるとうれしいです。
私は受付当番に当たっています。たくさんの方が来ていただけるとうれしいです。
2015/09/29
FEBCインターネット放送 大阪教会
9月13日の日本基督教団大阪教会の礼拝がFEBC のインターネット放送で公開されました。
9月28日から10月22日まで、以下のリンクから聞くことができます。
私はこの日、受付当番で1階玄関受付にいましたので、聖堂ではなく、モニター画面で礼拝を守っていました。もう一度牧師の説教を聞き返したいと思います。
http://chfebcjp.blogspot.jp/
***
9月28日から10月22日まで、以下のリンクから聞くことができます。
私はこの日、受付当番で1階玄関受付にいましたので、聖堂ではなく、モニター画面で礼拝を守っていました。もう一度牧師の説教を聞き返したいと思います。
http://chfebcjp.blogspot.jp/
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説教「神の国はすでにきた」(イザヤ49:22〜23、マタイ12:22〜32)
【礼拝式順】
前 奏
礼拝招詞
頌 栄 539
主の祈り
交 読 詩篇100篇
信仰告白
讃美歌 79
聖書朗読 イザヤ書49章22〜23節
マタイによる福音書12章22〜32節
代 祷
聖歌隊による奉献歌 讃美歌336
説 教 「神の国はすでにきた」
祈 祷
讃美歌 332
頌 栄 541
祝 祷
聖歌隊による応唱
後 奏
***
2015/09/23
大阪教会と広岡浅子 あわせて羽仁もと子のこと
9月28日(月)からNHKの朝の連続テレビ小説【あさが来た」が始まる。「小説 土佐堀川」を原作にした、明治・大阪の実業家、広岡浅子の物語。
現在、大阪、肥後橋の南東角に堂々たる社屋を構える大同生命の創始者、あるいは女性の教育に積極的に関わり、日本女子大学の創設発起者として名を残しておられる人で、NHKの番組案内では、そのあたりまでの生涯が描かれるらしい。
しかし、広岡浅子は、現在の日本基督教団大阪教会員であった。
大阪教会にも、TV関係者の取材があったということだが、ドラマの中でも、浅子の精神生活がきちんと紹介されることを期待するのは、私だけではないと思う。
大阪教会で1911年宮川経輝牧師によって洗礼を授けられた時の様子が、自伝にある。
人を恐れず天を仰いで 復刊『一週一信』 新教出版社 2015
「超訳」広岡浅子 自伝」 KADOKAWA 2015(吉良芳恵 編著)
大阪教会90年史で広岡浅子の信仰の歩みは、このブログで振り返ったことがある。
「広岡浅子 大阪教会90年史からの覚書」
今年10月25日(日)午後に開催される「第52回教会バザー」は、大阪教会のオープンハウスの機会だが、当日、会議室を会場に「広岡浅子展」がある。教会にある原資料をもとに。信仰者としての広岡浅子を紹介する試みで、今担当の方が準備中です。
是非、大勢の方が足を運んで、”女だてらに”実業の世界に生きた女傑というイメージとは違う側面をも知っていただきたいと願っている。
***
また、「超訳 広岡浅子自伝」には、一般誌に寄稿した広岡浅子の文章が紹介されていてその婦人教育にかける思いを知り、現在の私たちも叱咤激励されるところ、婦人之友創刊、自由学園を創設、 全国友の会の主導者、羽仁もと子をあわせて覚えるのは、また私だけではないだろう。
洗礼を受けた翌年の「婦人之友」10月号に掲載された文章がある。 「超訳42p」
現在、大阪、肥後橋の南東角に堂々たる社屋を構える大同生命の創始者、あるいは女性の教育に積極的に関わり、日本女子大学の創設発起者として名を残しておられる人で、NHKの番組案内では、そのあたりまでの生涯が描かれるらしい。
しかし、広岡浅子は、現在の日本基督教団大阪教会員であった。
大阪教会にも、TV関係者の取材があったということだが、ドラマの中でも、浅子の精神生活がきちんと紹介されることを期待するのは、私だけではないと思う。
大阪教会で1911年宮川経輝牧師によって洗礼を授けられた時の様子が、自伝にある。
人を恐れず天を仰いで 復刊『一週一信』 新教出版社 2015
「超訳」広岡浅子 自伝」 KADOKAWA 2015(吉良芳恵 編著)
降誕祭を期して受洗す 1911年大阪教会においては、例年クリスマスの洗礼は日曜学校の青年男女に限ることとしていて、その日も受洗者十名のうち九名は十三四歳から十八九歳までの青年男女でした。私はことさらにこの子供らの中に入れていただくようにお願いしたのでした。九時三十分に会堂に参り、十時に洗礼式がはじまり、式が終わると宮川牧師は九人の洗礼のために祈り、次いで私のためにさらに祈祷してくださいました。「聖なる父よ、この中の一人の老婦は我が国維新の際、種々なる困難を一身に荷い、家政のため、また国家事業のため、苦心奮闘を続け、晩年に至り、同性の向上発展を促さんため、非常に尽力いたしました。しかれどもこれ物質上のことにして、霊の生命の添いがたきを悟り、齢六十、多くの人は碌々として退隠なすべき時にあたり、老婦は奮然立って神の道を学び、残る生涯を神に捧ぐる決心をなし、すなわち今日ここにバプテスマを受け給いしことを、まことにありがたく感謝し奉る。どうぞ主よ、この老婦の前途過ちなく、世のため、人のため尽くし得る力を与え給わんことを、尊きイエスキリストの御名によりてひたすらに希い奉る。アーメン」と清らかなる祈祷の声は堂に響き、神の御前にあるを深く知り、言い知れぬ感に打たれました。右終わってさらに説教「祈祷の意義」と題してお話しされましたが、かつてなくその教えは心に沁み渡りました。(超訳 p31)
大阪教会90年史で広岡浅子の信仰の歩みは、このブログで振り返ったことがある。
「広岡浅子 大阪教会90年史からの覚書」
今年10月25日(日)午後に開催される「第52回教会バザー」は、大阪教会のオープンハウスの機会だが、当日、会議室を会場に「広岡浅子展」がある。教会にある原資料をもとに。信仰者としての広岡浅子を紹介する試みで、今担当の方が準備中です。
是非、大勢の方が足を運んで、”女だてらに”実業の世界に生きた女傑というイメージとは違う側面をも知っていただきたいと願っている。
***
また、「超訳 広岡浅子自伝」には、一般誌に寄稿した広岡浅子の文章が紹介されていてその婦人教育にかける思いを知り、現在の私たちも叱咤激励されるところ、婦人之友創刊、自由学園を創設、 全国友の会の主導者、羽仁もと子をあわせて覚えるのは、また私だけではないだろう。
洗礼を受けた翌年の「婦人之友」10月号に掲載された文章がある。 「超訳42p」
「大正の婦人に望む」
明治から大正に替わり、新しい時代になったことをのべ婦人之友1912年(大正元年)10月号から抜書き1 明治の御代と大正の御代
羽仁もと子著作集でなじんだ言葉となんと似ていることか。社会変革の中心は女性にあると 、啓発にそして実際の事業に取り組んだ先人の思いを大切に継承していきたい。2 遊戯を離れて真実に働け…私はまず第一に、今の婦人は、もっと本気に、めいめいの頭を養うことを、娘でも、学生でも、職業を持っている人でも、妻になった婦人にも、母になられた方にも、また、我々のように年をとった婦人でも、始終怠らずつとめていただきたいと思います。絶えず自らを教育するということは、努力しなければ、どんなに暇な豊かな境遇にあってもできるものでございます。・・・貧しい人の救済に働こうとするならば、自ら貧しい人々の生活に入り込んで、その生活の有様を見てきて初めて、彼らを救う方針が立つのです。・・・3 人格から湧き出る力・・・それぞれの家庭における大切な任務をただ習慣的に遊び半分のことのように見なすことなく、本当に自分で養った人格の中心から燃えいずる愛と信念と、そうして今少し進んだ能力を持って、本気で家を治め、真剣に子どもの教育をしてくださるならば、社会はたちまちにして、すべての方面において、その偉大な功績のおかげをこうむることができるのであります。婦人の最も大いなる働きは、ここにあることは言うまでもありません。・・・常に謙遜して、真実の心をもって自分を省み、修養を怠らない人であったならば、その人のする仕事は小さくても大きく役立もし、またその周囲に何らかの感化を及ぼすでしょう。・・・今日以後、わが国婦人のその使命を果たす道はまず速やかにその人格を修養することによって得られるものと、私は信じて止まないのでございます。
2015/09/16
安威の墓地から茨木市内 (母の納骨式)
9月14日(月)安威の墓地への母の納骨、弟夫婦と妹夫婦、義姉、と私たち夫婦7人が集まる。
晴天に恵まれ、日差しが暑い、しかしさわやかな空気の一日。
大念寺さんの読経に皆も唱和して30分ほどの式、あと骨壺からお骨を晒しの袋に入れ替えて墓石の下に納める。27年前に納めた父のお骨の上に。
墓地の小高い丘からは、継体天皇陵の前方後円墳の緑がくっきりと見える。はるか向こうに生駒山の方角、大阪平野の北側一帯を見渡すことができる。
茨木市内のお店で会食、ここは私が小学生時代育った家の近く、弟妹も久しぶりに訪れた町の変化を懐かしむ。
もとの家の近くだった梅林寺が、さらに存在感を増していた。 |
片桐且元が城主であった茨木城址にある茨木小学校。 正門は城の櫓門を復元した立派なものになっていた。 |
母が望んでいたように、きょうだい仲良く、よい時間を共有するうちに、葬りの一連の行事の節目を無事に迎えることができた。いろいろ段取りをしてくれた弟夫婦には心からの感謝を伝えたい。
2015/09/10
ちゑのあけぼの
「ちゑのあけぼの」=「THE DAWN OF WISDOM」
明治19(1886)11月に創刊 明治21(1888)4月に67号をもって終刊となった、日本最初の少年少女向け雑誌の名前だという。
「『ちゑのあけぼの』の探索」という本を大阪教会の歴史資料室の書架から借りて読んだ、以下簡単な読書ノート
「『ちゑのあけぼの』の探索」 副題:鹿鳴館時代の大阪・京都・神戸
著者は、桝井孝 2011年10月 かもがわ出版発行 21cm*15cm 270頁。
桝井孝氏は、著者略歴によると元大阪府教育長、在職中に大阪府立国際児童文学館設立に関与された。
ちゑ から連想する聖書のことばは、例えば 「主を畏れることは知恵のもとである」箴言9:10 など多くある。
あけぼの「曙」→ 覚醒 からは、「あなたがたの眠りからさむるべき時が、すでにきている。… 夜はふけ、日が近づいている。それだから、わたしたちは、やみのわざを捨てて、光の武具を着けようではないか。」ロマ書13:11-12 が思い出される。
この「ちゑのあけぼの」というのは、明治時代、大阪のキリスト者が中心になって発刊した、子ども向けの雑誌。銅版画を用い印刷した4ページから8ページの週刊誌。
大阪教会牧師であった宮川経輝も編集に関わっていたという。
目次を記すと
第1章 雑誌「ちゑのあけぼの」とその時代
1 雑誌「ちゑのあけぼの」との出会い
2 「ちゑのあけぼの」の探索と概要
3 「日本最初の少年少女雑誌」
4 明治中期という時代
第2章 「ちゑのあけぼの」が発刊されるまで
1 キリスト教の伝道と新興都市 神戸・横浜
2 キリスト教伝道のための新聞雑誌
3 日刊新聞「太平新報」のこと
第3章 「ちゑのあけぼの」の創刊と人々の苦闘
1 「ちゑのあけぼの」の創刊
2 「ちゑのあけぼの」の「発行の主意」
3 「ちゑのあけぼの」発刊の際の祝辞
4 「ちゑのあけぼの」のその後の歩み
5 当時の新聞・雑誌の検閲
6 「ちゑのあけぼの」の編集者と読者
7 関西三都のこと
第4章 雑誌「ちゑのあけぼの」の内容
1 「ちゑのあけぼの」の文体
2 用字と仮名づかい・句読点
3 欧化主義の時代と英語の初歩講座
4 「ちゑのあけぼの」の論説・論評
5 本誌の読み物
6 「軍歌体」と呼ばれた新体詩
7 「治まる御代」の大阪
8 「ちゑのあけぼの」の科学読み物
9 儒教主義
10 「寄書」と呼ばれた投書について
11「ちゑのあけぼの」終刊の辞
第5章 「ちゑのあけぼの」が残したもの
資料編 年表
著者が古本屋の店先で48号から52後の合本を見つけてからの14年かけての探索が、詳細につづられている。
この雑誌の発行所は大阪市西区江戸堀南通・・・ 大阪教会のすぐ近くの住所である。
川口居留地にいた宣教師の影響を受けた人たちが多くかかわって、日刊新聞を発行したが検閲にひっかかって廃刊に追い込まれ、そのあと子ども向けの雑誌に転じ、宗教色は前面に出さない内容で、しかし、西欧の偉人伝記や教訓話などが多く掲載されたこと・・・
当時の大阪・京都・神戸の知識人の活動の雰囲気が伝わり、最後まで興味深く読み通した。
巻末の資料・全巻内容は、本当に貴重な労作だと思う。(柿本真代さんの仕事)
ちょうど最近合わせて読んだ広岡浅子の「人を恐れず天を仰いで-一週一信」が、「基督教世界」という雑誌に掲載された、明治末から大正にかけての文章の復刊であった。
「人を恐れず天を仰いで 復刊「一週一信』」 新教出版社 2015年7月発行 19cm*12.5cm 181頁
日本におけるキリスト教の伝道のための、様々な苦心、工夫の一端を知ることができた。
ともに好著。
明治19(1886)11月に創刊 明治21(1888)4月に67号をもって終刊となった、日本最初の少年少女向け雑誌の名前だという。
「『ちゑのあけぼの』の探索」という本を大阪教会の歴史資料室の書架から借りて読んだ、以下簡単な読書ノート
「『ちゑのあけぼの』の探索」 副題:鹿鳴館時代の大阪・京都・神戸
著者は、桝井孝 2011年10月 かもがわ出版発行 21cm*15cm 270頁。
桝井孝氏は、著者略歴によると元大阪府教育長、在職中に大阪府立国際児童文学館設立に関与された。
ちゑ から連想する聖書のことばは、例えば 「主を畏れることは知恵のもとである」箴言9:10 など多くある。
あけぼの「曙」→ 覚醒 からは、「あなたがたの眠りからさむるべき時が、すでにきている。… 夜はふけ、日が近づいている。それだから、わたしたちは、やみのわざを捨てて、光の武具を着けようではないか。」ロマ書13:11-12 が思い出される。
この「ちゑのあけぼの」というのは、明治時代、大阪のキリスト者が中心になって発刊した、子ども向けの雑誌。銅版画を用い印刷した4ページから8ページの週刊誌。
大阪教会牧師であった宮川経輝も編集に関わっていたという。
152-153頁 第四章 (雑誌「ちゑのあけぼの」の内容) |
目次を記すと
第1章 雑誌「ちゑのあけぼの」とその時代
1 雑誌「ちゑのあけぼの」との出会い
2 「ちゑのあけぼの」の探索と概要
3 「日本最初の少年少女雑誌」
4 明治中期という時代
第2章 「ちゑのあけぼの」が発刊されるまで
1 キリスト教の伝道と新興都市 神戸・横浜
2 キリスト教伝道のための新聞雑誌
3 日刊新聞「太平新報」のこと
第3章 「ちゑのあけぼの」の創刊と人々の苦闘
1 「ちゑのあけぼの」の創刊
2 「ちゑのあけぼの」の「発行の主意」
3 「ちゑのあけぼの」発刊の際の祝辞
4 「ちゑのあけぼの」のその後の歩み
5 当時の新聞・雑誌の検閲
6 「ちゑのあけぼの」の編集者と読者
7 関西三都のこと
第4章 雑誌「ちゑのあけぼの」の内容
1 「ちゑのあけぼの」の文体
2 用字と仮名づかい・句読点
3 欧化主義の時代と英語の初歩講座
4 「ちゑのあけぼの」の論説・論評
5 本誌の読み物
6 「軍歌体」と呼ばれた新体詩
7 「治まる御代」の大阪
8 「ちゑのあけぼの」の科学読み物
9 儒教主義
10 「寄書」と呼ばれた投書について
11「ちゑのあけぼの」終刊の辞
第5章 「ちゑのあけぼの」が残したもの
資料編 年表
著者が古本屋の店先で48号から52後の合本を見つけてからの14年かけての探索が、詳細につづられている。
この雑誌の発行所は大阪市西区江戸堀南通・・・ 大阪教会のすぐ近くの住所である。
川口居留地にいた宣教師の影響を受けた人たちが多くかかわって、日刊新聞を発行したが検閲にひっかかって廃刊に追い込まれ、そのあと子ども向けの雑誌に転じ、宗教色は前面に出さない内容で、しかし、西欧の偉人伝記や教訓話などが多く掲載されたこと・・・
当時の大阪・京都・神戸の知識人の活動の雰囲気が伝わり、最後まで興味深く読み通した。
巻末の資料・全巻内容は、本当に貴重な労作だと思う。(柿本真代さんの仕事)
ちょうど最近合わせて読んだ広岡浅子の「人を恐れず天を仰いで-一週一信」が、「基督教世界」という雑誌に掲載された、明治末から大正にかけての文章の復刊であった。
「人を恐れず天を仰いで 復刊「一週一信』」 新教出版社 2015年7月発行 19cm*12.5cm 181頁
日本におけるキリスト教の伝道のための、様々な苦心、工夫の一端を知ることができた。
ともに好著。
2015/08/13
2015/08/05
暑中 箕面滝道 散歩
2015/07/21
母が逝って
母が逝って20日あまりになりました。名古屋から箕面に帰って落ち着いてからは毎週火曜日には母のところへ行くことにしていました。7月4日に葬儀を終えた後、7日の火曜日に介護施設アミーユに弟妹集まって、母が7年暮らした部屋の整理をした後は、石切の方へ行くことも少なくなりました。
母の愛用の花ばさみは私がもらいました。 |
たくさんつぼみがついたバラ(ピンクのオールドローズとバフビューティ)を持参したら
「ええ色の花やな、こんな花を咲かせるようになったか、肥しもたくさんつこうてるやろな。
そやけどつぼみが多すぎる、もうちょっと切ってやらな」
「そのつぼみは明日咲くから、切らんといて」と私。
でもハサミを持った母の手には、もう切ったつぼみが見えていて・・・
花の季節には毎週のように繰り返された会話。母は、スッキリと形を整えた未生流の流儀花が好みで、近くを散歩出来たころは、摘んできた土筆やヒメジオンみたいな草でも上手にいけていました。
倒れて1か月、しゃべることも食べることもできないままに7月初め深夜に逝ってしまいました。
棺には、母が忘れてくれるなと何度も念を押していた、父の「恩賜の義眼」を入れました。4日の葬儀には甥や姪、国内にいる孫、ひ孫が皆集まって、安威の大念寺さんの読経で、母が望んでいたような葬儀になったと思います。東大阪の小さな火葬場で焼かれてお骨になった母の傍にガラスの溶けたあとと、両足膝あたりに人工関節の金物が焼けずに残っていたのが目に焼き付いています。
18日に、京都・東大谷へお墓参りに行きました。主人の父母を偲んで墓前に立った後、知恩院へ回りました。浄土宗の本山、母が度々写経に訪れていたところでした。
知恩院山門で |
父の永代供養などで度々参堂した御影堂は平成の大修理の囲いの中でした。 |
法然上人の墓所、ここまでは観光客も少なく静かでした。 |
帰り道、四条大橋から。17日の大雨で賀茂川は濁流で川幅を広げていました。 |
暑い夏が始まりました。私にとっては、人生の最後の新しい段階に突入した感じです。
2015/06/22
教会婦人会で
19日日曜日、大阪教会では昼食が久しぶりに婦人会のおうどんでした。8時半に作業開始でしたが、そのずっと前に教会に来てお茶の用意をし、大きな寸胴鍋には昆布をつけ、出しをとる用意までしてくれたM姉のいつもの働きがありました。
集まった方たちと短い祈祷の時をもち、それからお揚げを煮、出しをとり、味付け、昆布は佃煮に、これは91歳のS姉が刻みから味付けまでしてくださいました。9時半、聖書講義が始まるまでにほぼ準備完了、あとはみ言葉に集中し、そして礼拝後は”チームおうどん屋さん”になりました。
1杯200円。80食ほどを販売。午後3時からの音楽の祭日コンサートまでの時間、片づけてからホッと皆で一息、働きの後の恵みの時間になりました。
テーブルの手前に飾られている花は、先週木曜日坂本姉が自宅から持ってきて、各テーブルに飾ってくださったもの。清楚な純白のドライフラワーです。
「ルナリア」といって和名はゴウダソウ、ヨーロッパ原産の花で20世紀初頭この植物をフランスから持ち帰った合田清さんという方の名前にちなんでつけられたそうです。WEBで調べてみると、ルナリアというのはラテン語ルナ(月)、円形の果実をお月様に見立てたものだそうです。花が咲くまでの育苗期間が長く、暑さに弱いのであまり普及していないそうです。莢の形が他にはない面白い植物です、とあります。「音楽の祭日」コンサートにふさわしいテーブル花でした。
坂本姉が種のついた枝を下さいました。わが庭に育つでしょうか。挑戦してみたいと思います。
集まった方たちと短い祈祷の時をもち、それからお揚げを煮、出しをとり、味付け、昆布は佃煮に、これは91歳のS姉が刻みから味付けまでしてくださいました。9時半、聖書講義が始まるまでにほぼ準備完了、あとはみ言葉に集中し、そして礼拝後は”チームおうどん屋さん”になりました。
1杯200円。80食ほどを販売。午後3時からの音楽の祭日コンサートまでの時間、片づけてからホッと皆で一息、働きの後の恵みの時間になりました。
テーブルの手前に飾られている花は、先週木曜日坂本姉が自宅から持ってきて、各テーブルに飾ってくださったもの。清楚な純白のドライフラワーです。
「ルナリア」といって和名はゴウダソウ、ヨーロッパ原産の花で20世紀初頭この植物をフランスから持ち帰った合田清さんという方の名前にちなんでつけられたそうです。WEBで調べてみると、ルナリアというのはラテン語ルナ(月)、円形の果実をお月様に見立てたものだそうです。花が咲くまでの育苗期間が長く、暑さに弱いのであまり普及していないそうです。莢の形が他にはない面白い植物です、とあります。「音楽の祭日」コンサートにふさわしいテーブル花でした。
莢をむいて種をとると薄い隔膜はなめらかな光沢のあるドライフラワーで長期間いたまないそうです。 |
丸い莢の中に種が数粒ずつ入っています。種まきの適期は春6月までのようです。 |
父の日のカード
6月第三日曜日は父の日。教会では礼拝式の中で「父親祝福の祈り」がささげられました。
我が家にはアメリカの孫から、GrandPapaにメッセージカードと孫たちの最近の写真が届きました。
”You 're my (super) HERO"というカードの手書き表紙におじいちゃんは、すっかりよろこんで、いつまでもこうありたいねと・・・
孫たちの丁寧に書いてくれたメッセージがうれしい。E-mailもいいけれど、10日近くかけて届く手紙は、思いを深めてくれる。
夜には九州在の息子たちからも電話があり、ワインも届きました。母の日にもましてうれしかった。子どもたちの心遣いに感謝。
大阪教会では「音楽の祭日」のコンサート、リードオルガン、パイプオルガン、ピアノ、そしてソプラノ独唱が加わって、2時間ほどのよいプログラムでした。心豊かに過ごした1日でした。
我が家にはアメリカの孫から、GrandPapaにメッセージカードと孫たちの最近の写真が届きました。
”You 're my (super) HERO"というカードの手書き表紙におじいちゃんは、すっかりよろこんで、いつまでもこうありたいねと・・・
孫たちの丁寧に書いてくれたメッセージがうれしい。E-mailもいいけれど、10日近くかけて届く手紙は、思いを深めてくれる。
大阪教会では「音楽の祭日」のコンサート、リードオルガン、パイプオルガン、ピアノ、そしてソプラノ独唱が加わって、2時間ほどのよいプログラムでした。心豊かに過ごした1日でした。
2015/06/13
花の日と「音楽の祭日」
「ちいさなかごに花をいれ……あいのわざはちぃさくても」(讃美歌Ⅱ編26番)。
明日は、花の日・こどもの日、大阪教会では聖堂に花が飾られ、教会学校の子どもたちと一緒に教会全体礼拝を守ります。
アメリカのメソジスト教会から始まった教会行事で、日本各地の教会でも100年以上前から広く行われ、子どもたちが奉仕と感謝の精神を学ぶ機会となっています。礼拝後に、今年は毎月第3土曜日に行われている「こひつじくらぶ」「Little Lumb Club」のメンバーを加えて、地域の安全を担ってくださっている交番と消防署を花束をもって訪ねて感謝を伝えるそうです。
明日教会に持参する花を用意しました。 柏葉アジサイ、シャスターデージー、オールドローズ、 アルストロメリア、においさくら、ガクアジサイなど |
今週19日夜と次週聖日午後には、聖堂で「音楽の祭日」無料コンサートが開かれます。音楽の祭日は、「聖ヨハネの祭り」(洗礼者ヨハネは、クリスマスに先立つ半年前、夏至が誕生日とされています)の頃、日が長くなった夕刻の時間を生演奏の音楽を(無料で)聞きながら過ごすヨーロッパの文化運動です。日本でも賛同を得て、各地で開かれるようになりました。大阪教会は、この催しに10年前から参加し、教会に初めての方にも聖堂で静かに音楽を楽しみ、牧師のメッセージを聞いていただく時となっています。今年はパイプオルガン、ピアノに加え、手回しリードオルガンの演奏があります。リードオルガンは、先月発刊された大阪教会「戦後史草稿Ⅲ」の140頁に「パイプオルガン奉献30周年」とあわせ紹介されています。レンガ造りの現聖堂の竣工(1922年6月11日)と同時に奉献されました。演奏には側面のハンドルを回し、ふいごに空気を送る補助者が必要で、今回は西田兄が、練習の時から汗だくになって小椋朋子姉の演奏を支えています。久しぶりによみがえるリードオルガンの音色は、大阪教会の歴史を振り返る時ともなるでしょう。
両日のプログラムは
6月19日(金)19:00〜
[ピアノ]
・抒情小曲集 第5集 Op.54-4 「夜想曲」 E. グリーグ
・ルーマニア民俗舞曲 B. バルトーク
・カプリス Op.24-3 J. シベリウス 他
[リードオルガン]
・ジムノペディ第1番 E. サティ
・叙情小曲集より W.L. ギロック
[パイプオルガン]
・ルーマニア民俗舞曲 B. バルトーク
・「いざ来たれ、異邦人の救い主よ Op.8/1」 より H. ディストラー
・キリストは死の縄目につながれ給いしが BWV625 J.S. バッハ
・ピエス・ドルグ BWV 572 J.S. バッハ 他
ピアノ・オルガン:小椋朋子
6月21日(日)15:00〜
[ソプラノ独唱]
・オペラ『ジャン・スキッキ』より「私のお父さん」 J. プッチーニ
・讃美歌集より 298/496/Ⅱ80 他
・アヴェ・マリア P. マスカーニ
・オペラ『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)」G.F. ヘンデル 他
[リードオルガン]
・ジムノペディ第1番 E. サティ
・叙情小曲集より W.L. ギロック
[パイプオルガン]
・ルーマニア民俗舞曲 B. バルトーク
・「いざ来たれ、異邦人の救い主よ Op.8/1」 より H. ディストラー
・キリストは死の縄目につながれ給いしが BWV625 J.S. バッハ
・ピエス・ドルグ BWV 572 J.S. バッハ 他
ソプラノ:武村愛子
ピアノ伴奏/オルガン:小椋朋子
2015/06/05
「音楽の祭日」コンサート @ 大阪教会
今年はパイプオルガンと、ピアノ、手回しリードオルガンの演奏(小椋朋子さん)
21日午後の部ではソプラノ独唱(竹村愛子さん)が加わります。
夏至の午後、レンガ造りの聖堂で音楽を楽しむひとときです。
初めての方も、国の登録文化財のヴォーリズ建築の由緒ある教会に是非お出でください。
2015/05/29
初夏のキッチンガーデン
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