2012/04/25

生活の朝、昼、夜-羽仁もと子著作集から


明日は箕面方面の「方面会」。年度のはじめの「読書」は羽仁もと子著作集「みどりごの心」の巻頭の言葉、「生活の朝、昼、夜」である。私の最寄は当番最寄なので、感想を準備する。
「朝起きて聖書を読み、昼は疲れるまで働き、夜は祈りて眠る。この生活こそ実に実に当たり前の生活である。」そしてこのような生活を通して、人はほんとうに人として鍛えあげられるのであると、あります。「よく生きる」を、シンプルに表現するとこのようにいえると思います。友の会の中で何度も読んだ文章ですが、高齢期を迎えた今も心に響きます。
名古屋で私はHPの係りをしていました。新しい情報発信の道具として活用しようと、200010月に開設にこぎつけました。6年間、維持更新に関わり続けていました。それを若い方に引き継いだあと、次に最寄りの報告、連絡をスムースに出来ないかとブログを使い始めました(名古屋友の会/星ヶ丘方面/一社最寄り/issyamoyori)。しかし、これは生活団に通っていた若い方がパソコンを開く時間の余裕もなくてうまくいかず、そのままのURLで自分の「備忘録」に変えて用いていました。豊中友の会に転入して一年、また自分の生活を通して友の会のことなど発信できないかと、最近ブログを更新し、公開することにしました。
羽仁先生は著作集を、「世界中のあらゆる友に話しかけようとする、その時々の手紙です」と書いておられますが、私もまたささやかな書き込みを通して、思いを伝えることが出来たらと思います。そしてこれは何より、私の一番近くにいる主人に、友の会の仲間と外で活動している様子を見てもらうよい方法だと思っています。豊中友の会の公式ホームページとはちがって、技術も思いも不足しているのを痛感しながら、また私たちの思いを伝えられるものとなればと願っています。

朝起きて聖書を読み、昼は疲れるまで働き、夜は祈りて眠る。この生活こそ実に実に当たり前の生活である。この生活を与えられるために、ほんとうに長い間鍛えられてきたのである。
朝起きて飢えかわくごとく聖書を読むものに、先ず私たちはなりましょう。めいめいに与えられているみどりごの心をくらまして、手前勝手な都合ばかり考えていては出来ないことです。
昼は疲れるまで動く人になりましょう。不完全な人間同士の錯綜する人事に堪えかねて、不平や憤懣を自己弁護にして、高い光明を見失うようでは、決して本気に動けないでしょう。
私たちに祈って眠る夜があるのは、悔いの中にも恥の中にも、ただ導きの手を思い得る確かな望みがあるからです。・・・ 
この著、みどりごの心も、それゆえに、日々の生活の中に希いを見出し、希いの中に多くの祈りを与えられて暮すものの、ありのままな思いの跡です。親しきもの、近き周囲との生活から交渉から、人として同じ生命を持っている、世界中のあらゆる友に話しかけようとする。その時々の手紙です。
羽仁もと子著作集・みどりごの心(1932年) 巻頭の言葉から抜書き

2012/04/21

箕面山自然観察会

今月も第3土曜日は雨になる予報だったけれど、今日は朝から晴れ!!
箕面山のビジターセンターで開かれる自然観察会に参加しました。(今日は往復プリウスでした。)
山ではまだ桜が美しかった、これは箕面ダム近くの「江戸彼岸」です。

皆さんのカメラの先では「オオルリ」がさえずっていました。もみじ広場
今日見ることが出来た野鳥は、メジロ、カワガラス、オオルリ、コゲラ(一瞬姿を見ただけ)、そしてヒヨドリ、スズメ・・・

2012/04/20

春たけなわ

木苺の花、朝日に輝いて開く。よい実になあれ。

スナップ豌豆、冬の寒さに耐えて大きくなり、たくさんの花をつけた。5月になったら美味しい豆を頂けるだろう。

木の芽、若い葉は何に使ってもおいしい。木の芽和え、ちりめん山椒、筍ご飯、汁物に大活躍。
食いしん坊の主(あるじ)にかかると、どれも食膳にのせる楽しみがまさる。

2012/04/12

4月例会、私は食事当番からスタート

今日は快晴。桜は満開をキープしていました。
豊中友の会4月例会、私は食事当番の働き人。
2階の台所で箕面方面の仲間と作業しながら、スピーカーを通して例会の様子を聞きました。総リーダーの真摯な新年度抱負が語られました。
今年もいろんな行事が予定されているようですが、与えられた持ち場で仲間と共に誠実に活動できたら、どんなにすばらしいことでしょう。
70人分の食事作り。11時前には赤飯も炊き上がり、配膳の準備にかかりました。
一人分、カロリー627kcal、たんぱく質22g。充実したランチのできあがり。盛りだくさんの献立は、新年度スタートの皆の意気込みの表れだと思いました。

帰宅したのは午後3時でした。それから主人と一緒に桜を見る散歩。うちの周りには古くから街路樹として 大切に守られてきた桜があります。またよそのお宅の庭の桜を見るのも楽しみなものです。
春宵には早い時間でしたが、よい散歩となりました。
豊中・永楽荘の住宅街、桜とミモザ
近くの神社の大木に大きな鳥の巣、カラスの巣です。洗濯ハンガーなどを用いた立派なもの、7つの子は十分育てられそうです。

2012/04/11

例会食当番

豊中友の会は明日が4月例会。新年度のスタートです。私たち箕面方面は例会食当番。今日は方面リーダーのOさんの車に乗り合わせてもらって、友の家の台所でその準備でした。
献立は、新年度の出発を祝って赤飯、そして、すまし汁、野菜の甘酢漬け、鶏のつくね、ひじきの煮物、ポテトサラダ、いちごのゼリー。70人分を作ります。甘酢漬けは、キャベツ、にんじん、きゅうり、大根、パプリカ、セロリ、あわせて3.5kg、これはできあがりを冷蔵庫に入れてきました。鶏のつくねも大方できました。私はポテトサラダの担当ですが、明日、ジャガイモとにんじんを圧力鍋で蒸し煮にして、きゅうり、卵などをあわせて作ります。今日は手順を確認してきました。

新しい年度の豊中友の会の働きが、神さまの祝福のうちにありますように。


今日は朝から本降り、友の家の横の公園では、満開の桜が静かに雨に打たれていました。

2012/04/08

イースターおめでとう

イースターを迎えました。朝、6時半ごろ、早天祈祷会に出かけるとき、車の温度計は1℃、窓ガラスはうっすら凍っていました。イースターの礼拝を終え、服部霊園で行われた墓前礼拝にも出席して帰宅の途中は、16℃に。緑地公園の桜も満開近しでした。
イエスさまのご復活を感謝する、恵まれた一日でした。

マルコによる福音書16:2-8
そして週の初めの日に、早朝、日の出のころ墓に行った。 そして、彼らは「だれが、わたしたちのために、墓の入口から石をころがしてくれるのでしょうか」と話し合っていた。 ところが、目をあげて見ると、石はすでにころがしてあった。この石は非常に大きかった。 墓の中にはいると、右手に真白な長い衣を着た若者がすわっているのを見て、非常に驚いた。 するとこの若者は言った、「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない。ごらんなさい、ここがお納めした場所である。 今から弟子たちとペテロとの所へ行って、こう伝えなさい。イエスはあなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて、あなたがたに言われたとおり、そこでお会いできるであろう、と」。
 女たちはおののき恐れながら、墓から出て逃げ去った。そして、人には何も言わなかった。恐ろしかったからである。

2012/04/06

2012.4.6 受難日 Good Friday

今日は受難週の中の金曜日、イエスさまが十字架につけられた日です。英語ではGood Friday と呼ばれます。イエス・キリストの十字架の死によって、私たちの罪が赦された、私たちにとって滅びから救いへの道が開かれた、聖なる日だからです。
マルコによる福音書15章25-39

イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。 イエスの罪状書きには「ユダヤ人の王」と、しるしてあった。 また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを右に、ひとりを左に、十字架につけた。 〔こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」と書いてある言葉が成就したのである。〕 そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって言った、「ああ、神殿を打ちこわして三日のうちに建てる者よ、 十字架からおりてきて自分を救え」。 祭司長たちも同じように、律法学者たちと一緒になって、かわるがわる嘲弄して言った、「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。 イスラエルの王キリスト、いま十字架からおりてみるがよい。それを見たら信じよう」。また、一緒に十字架につけられた者たちも、イエスをののしった。 昼の十二時になると、全地は暗くなって、三時に及んだ。 そして三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 すると、そばに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「そら、エリヤを呼んでいる」。 ひとりの人が走って行き、海綿に酢いぶどう酒を含ませて葦の棒につけ、イエスに飲ませようとして言った、「待て、エリヤが彼をおろしに来るかどうか、見ていよう」。 イエスは声高く叫んで、ついに息をひきとられた。 そのとき、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。 イエスにむかって立っていた百卒長は、このようにして息をひきとられたのを見て言った、「まことに、この人は神の子であった」。
 大阪教会では昨日の洗足木曜日・受難週特別聖餐礼拝に続き今夜、聖金曜日の特別礼拝がもたれます。私も主人と共に出席しようと思っています。

2012/04/01

ルリタテハ

数日前の晴れた日、満開になった豊後梅のまわりをにミツバチがぶんぶん飛んでいた。今年はこれで実も期待できるとうれしくなって、蜂と花を撮ろうとカメラを持ち出した。
そこにもう飛ぶのもやっとといった風情の青色のアゲハチョウが一羽、幹にへばりつき花の蜜を吸っている。その写真。
今朝、大阪教会の礼拝の前の時間に、教会員の「蝶の専門家」に写真を見せて、お聞きした。
”「ルリタテハ」、越冬を終えて出てきたのですね。ちょっと珍しい、よく撮れている”と褒めていただいた。箕面山から迷い出てきたのかしら? 
うちの庭には、この蝶の食草となるという、ホトトギスは生えていないから、どこへいったのか。今日も帰宅してから、周りを探して見たけれど、見つけられなかった。
満開の梅の花に,すがりつくように蜜を吸う「ルリタテハ」  3/29撮影 
昨日の雨で、この梅もすでに落花盛ん、季節は桜に移った。

追記4/9 ルリタテハ Kaniska canace タテハチョウ科
 日本のほぼ全域、国外ではロシア極東地域から 中国大陸、インドシナ・・・フィリピンなどに分布する。日本本土地域では年1~3回発生。奄美諸島以南では年4回以上の多化性となる。少なくとも日本本土では成虫で越冬。食草はサルトリイバラ、ホトトギス、ヤマガシュウなどのユリ科植物。


教会員の「蝶の専門家」が資料を下さいました。ホトトギスの葉裏に産卵した卵や成育した幼虫の写真がありました。これから雑草が伸びてきて草抜きのシーズンですが、ユリ科のジャノヒゲのあたり、毛虫がいたら、すぐに殺してしまわないように注意したいと思っています。