今年創立140周年を迎えた日本基督教団 大阪教会で、創立記念行事として公開の講演会が開かれます。
大阪教会の現在の聖堂は、1922年に建てられたゴチック様式の煉瓦造で、W.M.ヴォーリズ建築の代表作の一つ、現存する日本の教会の中では一番古いものです。
毎週日曜日の聖日礼拝に用いられている、その聖堂での講演会です。
講師は芹野与幸氏(一粒社ヴォーリズ建築事務所)。明治・大正期の大阪教会とヴォーリズとの深いかかわりを話してくださる予定です。歴史的な建物の中での講演会、どなたでもご参加ください。
日時 9月14日(日) 午後2時30分~午後4時
場所 大阪教会 聖堂
講師 芹野与幸氏
演題 「明治・大正・昭和を駆け抜けたヴォーリズ夫妻の物語」
私は最近新潮文庫で、玉岡かおる著「負けんとき」上下巻 を読みました。華族の娘の一柳満喜子が平民となってヴォーリズと結婚するその出会い、そして近江八幡で教育に打ち込んで「種をまき続ける」歩みを知りました。
9月の講演会では建築家、信仰者の立場から、ヴォーリズの歩み-日本の伝道のためにアメリカから来て近江八幡を拠点にキリストの福音を宣べ伝えるために事業を展開し、戦時中に日本に帰化するに至ったヴォーリズの信仰-について、お聞きできるのを楽しみにしています。
写真を追加 9/16