2012/03/29

伊丹廃寺再訪

急に春らしく晴れた今朝、主人が車のガソリンを入れたついでに少しドライブしました。伊丹の昆陽池までバードウオッチングを思い立ったのですが、もう冬鳥は飛び立ったあとなのか、池に鳥は見られませんでした。
私にとって、伊丹といえば伊丹廃寺、学生時代の思い出の地です。大学の考古学研究会に所属していて1回生、2回生の冬休み、春休み、夏休みも、ここの発掘作業に加わっていました。奈良時代、法隆寺と並ぶ伽藍のお寺でしたが、その歴史的価値はさておき、仲間と朝から夕方まで遺跡の土と向き合った日々が懐かしい。

現場の向かい側が陸上自衛隊の中部方面総監部で、当時発掘作業に加わる私たちは昼食をそこの食堂に出入りを許されていました。私たち女子学生も、そのときは大勢の自衛官に交じって焼きそばなどをいただきました。

当時、大阪梅田のガード下から発着する阪急バス「伊丹総監部行き」に乗りました。一緒に通った一番の親友が、昨年暮れに亡くなりました。約50年ぶりに発掘の現場だったところに立って、彼女を偲んだことでした。

レンテンローズ (Lenten Rose)

庭のレンテンローズが今見ごろになりました。
世間では「クリスマスローズ」と呼ばれていますが、クリスマスー降誕節よりは,、レントー受難節の花が相応しいと思います。
今年の受難節(Lent・四旬節)は、2月22日の灰の水曜日(Ash Wednesday)から始まり、来週4月1日・日曜日 棕櫚の聖日(Palm Sunday)を迎えます。そして、キリストの十字架への道をひたすら思う受難週があり、4月8日が復活祭(Easter)です。
冬の厳しい寒さの中を耐えて開花するレンテンローズ、わが庭のは植えてから5年ほどになります。今年もたくさんの花が、うつむきかげんに咲いています。

2012/03/21

婦人之友4月号

婦人之友が今年、創刊110年を迎えました。羽仁もと子の創刊以来、長い間日本の家庭によい指針を示してきた小さな雑誌です。その愛読者の集まりが公益法人「全国友の会」、私の属する「豊中友の会」も、前にいた「名古屋友の会」も、この頃NHKのアサイチに度々出演している「相模友の会」もその構成団体です。
4月号では「家庭は簡素に社会は豊富に」―2012年に考える―がテーマになっていました。
私は婦人友は30数年前からの読者ですが、「羽仁もと子著作集」からも多くを学んできました。その第9巻「家事家計篇」第一章・家庭経済の出発点と到達点にある「家庭は簡素に社会は豊富に」というところから、今もひきつけられる文章を、以下に抜書きします。
「ぜいたくな生活と貧弱な生活はこれからの生活ではありません。ぜいたくな生活をする人たちが、物資を消費しすぎるために、一方に乏しすぎる暮らしをする人の多くなる社会は、理想の社会ではありません。」
「住んでいる町の道路はどうか、下水はどうか、飲料水はどうか、小学校はどうか、集会所はあるか、公園があるか運動場があるか、商人はよい品物を正当な値段で売っているか、お前たちの愛する国家が借金していないか、国民みなその生計を楽しみ得るまでに充実しているか・・・」
「われわれの小さい家は簡素でありたい。そしてわれわれの住む社会という大きな家庭は、じつに行き届いた豊富なものでありたい。」
昭和2年に一人の女性によって書かれたものです。

2012/03/17

自然観察

毎月第三土曜日に箕面山で自然観察会が行われます。しかし、今日は朝から雨、一日在宅。雨の止み間に身近な自然観察。接写がなかなかうまくいきません。
これは一昨日の梅.うちのは豊後という晩生の品種です。

ようやく一輪、二輪と咲き出しました。今年は蕾をいっぱいつけています。実を期待しています。

たちつぼすみれが下草の中に群生し、紫の花を増やしています。

木の芽(山椒)も萌え出しました。

2012/03/16

もよりのお別れ会 3月15日

昨日は私の属している豊中友の会西小路もよりの年度末お別れ会でした。
若くて機動力抜群、「おばば」どもを引っ張ってくれていたMさんがご主人の転勤で東京に急に引っ越すことになりました。 それに箕面方面では最寄の編成替えがあって、私たちの最寄から2人が分房した新しい最寄に行くことになりました。加えて地域の仕事がとても忙しくなって友の会を退会する人もありますが、今日は全員出席で11人、いつものように讃美歌を歌い、羽仁もと子著作集「思想しつつ生活しつつ祈りつつ・上」の一文を読んだあと、パーティとなりました。
皆で食べることになると張り切るわが最寄の面々、一番高齢のFさんは大阪友の会時代からの「食」の大ベテランです。度々お家を開放してくださってもより会をさせてもらうOさん、台所では赤飯とデザートの準備中。

持ち寄った料理の数々、手前の筑前煮とその後の大皿盛りの紅茶豚は、鍋帽子を用いてつくった料理。それぞれの素材が柔らかく味がしみておいしい。友の会の定番料理です。圧力鍋で蒸したジャガイモを使ったポテトサラダ、Dさんの「お父さんの水菜」を使った煮浸し、Tさんの甘酢漬けがあり、それにIさんからは田舎のおばさん手づくりの奈良漬・・・、ホームメードのケーキとテーブルいっぱいにならびました。そして台所では赤飯(これは例会食の練習)が炊かれ実だくさんのお汁とデザートも・・・いっぱい食べていっぱいおしゃべりしたとても楽しい会でした。

わが愛する最寄の人たち。今日は養護学校が早く終わって、Hさんのお子さんも一緒です。もよりのアイドルだったAちゃんとなかよくなって笑い声を立て生き生きした表情で遊んでいました。Aちゃん、東京へ行っても箕面のもよりのおばさんたちのこと覚えていてね。

2012/03/09

豊中友の会 友の家まつり 3月9日

雨の中、友の家まつりに行ってきました。私たちの方面は「おやつ講習」を受け持ちました。
きな粉あめと白玉団子、わらびもち風ゼリー。それぞれ最寄の若い人が担当して机上講習。準備よろしく時間内で無事終了、有料(50円)の試食も20セット、あっという間に売り切れました。
友の家にはお客様も含めて100人以上集ったとか、昼食にはピザやドライカレーなどが用意され、賑やかに和やかでした。
きなこあめ、きな粉と水あめを混ぜて練り合わせるだけの単純、素朴なおやつです。初めて「講師」をつとめた若手は丁度適当な硬さをもとめてやはり試作を繰り返したようです。水あめもメーカーによって味に差があると発見したと。


わらびもち風ゼリー。砂糖とアガーとコーンスターチを煮とかして型に流すだけの簡単なものですが、常温で固まる上翌日まで冷蔵庫に入れておいても柔らかい食感が変わりません。今日は甘納豆を入れて見た目もおいしそうです。
利休白玉はみたらしをかけ、きなこもちとわらびもち風ゼリーの試食プート。レシピ付き20食限定でしたが、美味しいと好評でした。

公共の係りの方が中心になって、牛乳パックの椅子つくりが行われていました。24本で1脚出来上がります。被災された方の仮設住宅で役立てられるそうです。
衣服の手入れのミニ講習。簡易クリーニングの方法など、会員が普段している手入れ法です。よく見て丁寧にものを扱うのは、何事も基本だとあらためて思った次第。

2012/03/02

豊中友の会 友の家まつり

来週、3月9日(金)に豊中友の家では「友の家まつり」が開かれます。私は初めての参加です。