日本基督教団大阪教会の煉瓦の聖堂は、今からちょうど100年前1922年、大阪西区江戸堀の地に建てられました。設計者はW.M.ヴォーリズ、当時の最新技術、煉瓦造と鉄筋コンクリートの複合建築です。信徒の献金によって建てられました。
(同じ100年前、東京・池袋には自由学園が竣工しています。現・自由学園明日館 重要文化財)
1922年6月11日に献堂式が行われました。当時の牧師は宮川経輝でした。1874年5月24日の教会設立から数えて5代目の会堂になりました。以来100年、戦災、台風、火災に、そしてあの阪神大震災をも耐えて、江戸堀の地に立ち続け、キリストの言葉を告げ知らせ、多くの方の心のよりどころとなっています。
大阪教会聖堂は、2022年3月、大阪府指定文化財に指定され、この地域の大切な宝であり、今後も大切に保存活用していくことが明らかにされました。(大阪府のHPにその報告書が掲載されています。大阪教会指定調書 )
2022年6月12日(日)には、献堂100年の記念礼拝がもたれます。
記念音楽会もあります。どうぞご参加ください。(事前予約が必要です。)
申し込み専用フォーム https://forms.gle/acKfRbqLN6SFoQqu5
電話 06-6441-3070 受付時間 火~土 10:00~17:00
2024年の伝道開始150年と合わせ、記念事業が計画されています。大きなテーマは教会のバリアフリー化、聖堂のエレベーターの改修、バリアフリートイレ、教育館のエレベーター新設など。これからも多くの方を教会に迎え入れ、共にみ言葉を聴きたいと願って進められています。私も丁度この時、その場に共におらせていただけることを心から感謝しています。
イエスさまが共にいてくださる、その本当の喜びをさらに多くのかたと共にしたい、心から祈っています。
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このブログをお休みしていた間に、教会南側の高層マンション建築工事は地上部分が建ちあがりはじめています。クレーンがだんだん高くなってきました。
江戸堀の景観は大きく変わるかもしれません、しかし、教会は「世の光」であり続けるでしょう。
教会南側のマンション建築現場 |