2016/02/26

夏ミカンピール

藤沢の義姉が、庭でなった夏ミカンを送ってきてくれました。
毎年この時期、母のところへ送ってくれていたものを、今年は我が家に。


 宅配便で届きました。立派!! 大きいものは550gもありました。
40個なったけれど、ご近所の方は酸っぱいからあまりもらってくださらないのよとのこと、でも亡くなった兄は「そのままむしゃむしゃ食べていた」し、母も喜んでいました。

1か月ほど寝かせると甘味が出ると聞きましたが、待てずに早速いただきました。
実はそのままさっぱりした酸味を味わい、サラダに入れたり、はちみつをかけたりして美味しく食べ、私は皮が大事です。

2個の皮でピールを作ります。
4つ割りにした皮の、表皮を薄く削り取ってから、1cm幅くらいに切りそろえて水につけておきます。ここまでが夕食後の仕事。何度か水を替えて、一晩置きます。
翌朝、鍋にたっぷりの水を入れ茹でます。また、2,3度すっかり水を替えて柔らかくなるまで茹で、ざるに上げておきます。
同量の砂糖(2個でしたら200g-250gでしょうか)を少量の水で煮溶かしたシロップに皮を入れて、ふたをして煮ます。煮詰まって、鍋のふちに白い砂糖の泡ができて来る頃からは目をはなしてはいけない。焦げたり飴状になる前に手早く、一切れずつグラニュー糖をまぶしてバットに並べます。

外出予定のない日、朝の片づけが終わってする、早春の台所仕事です。
2個分くらいでしたら9時前には終わります。(伊予柑で同じように作るのも、香がよくおいしい。)



小分けしてラベルを貼って、冷蔵庫に常備しています。そのままコーヒーといただくのもよいのですが、パンに練り込んだり、ケーキに入れたりして1年間、重宝します。)

昨日友の会の方面会に持っていったら、喜ばれました。作り方を教えてくださいという方もあったので、我流のアバウトなメモを記しました。

2016/02/17

引っ越し記念日


名古屋から箕面へすっかり引っ越してから、5年経ちました。中京教会の方たちから餞別にいただいた、2本のオリーブも、庭になじんで枝をはり大きくなりました。秋の実りをそろそろ期待しています。

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今日は二人で久々の遠出、ドライブ。丹波の篠山まで。出かける時は澄み切った青空だったのに、能勢のあたりからは黒雲が出て、みぞれや霰が降りだす天気になりました。
篠山城跡に車を止めて、町中を歩きました。城下町の古い家並の落ち着いた、町でした。

篠山城跡 登り口

大書院と本丸跡

馬出の土塁
お城の周りを一巡り
 大正時代の市役所の建物を使った物産店(黒豆コーヒーがおいしかった)や、お正月の黒豆で有名な小田垣商店と、種苗店などものぞいて、小さな旅でした。寒かった!
   
小田垣商店、昨年末も妹からここの黒豆をもらいました

向かいの小田垣種苗店。もともとは種苗店だったそうです。
暖かくなったら播くために、かぶらとふだんそう(スイスチャード)の種を買いました。

堀には水鳥も見られましたが、霰が吹きつけ、何せ寒かった。
   
          

2016/02/09

「やってみよう」と「どうせ駄目だ」

大阪教会の2016年の標語聖句は、次の聖句です。

  「愛する者たちよ、わたしたちは互に
   愛し合おうではないか。
   愛は、神から出たものなのである。」
                          ヨハネの第1の手紙 4:7a

このみ言葉から、最近私が思い出すのは、羽仁もと子著作集にある、「やってみよう」と「どうせ駄目だ」という文です。

「やってみよう」と「どうせ駄目だ」
「私たちの精神生活の二つの動力の一つは『やってみよう」と自ら励ます力で、一つは『駄目だ』と抑える力です。
私たちの中にある『やってみよう』という動力は、実に私たちの創造(つくら)れたままの本体です。ひたすらにそれに従って生きる時に、あふるる恩寵の中に不思議な心の歓びを経験します。
しかし駄目だ駄目だとささやくものも、また確かに私どもの内部に住んでいるのをどうしましょう。そうしてそれが私たちの創造られた自然でないとすれば、何でしょうか。鉛のように重いのは人の世ではないでしょうか。今私たちの中に巣くっている『どうせ駄目だ』という動力は、人の肺臓に住んで健全な呼吸をする力を蝕んでいく黴菌と同じことです。罪と称するのが適当だと思います。一番の罪の本源は、心を開いて神の愛とその力を呼吸することをしないことからくるのです。私たちの心の内部が本当に神の光に照らされる時に、罪が育ってゆくことができません。先に育っている罪も死ななければなりません。それ故にどうかして私たちは、絶えず私たちの霊の生に入用なものが我らの内に入り来ることの出来るようにしなくてはなりません。」 
         羽仁もと子著作集「思想しつつ生活しつつ祈りつつ 中」から抜粋、引用
気持ちの落ち込むときも、み言葉にたのみ、奮い立ちたいと願います。

2016/02/05

春は名のみの…


立春を迎えました。
寒い風に耐えて枝に残っていた庭のバラの花を切りました。
薄黄色のバフビューティと、ほのかに薄い桜色のスノーグース。
部屋の中で満開となりますように。