2015/06/22

教会婦人会で

19日日曜日、大阪教会では昼食が久しぶりに婦人会のおうどんでした。8時半に作業開始でしたが、そのずっと前に教会に来てお茶の用意をし、大きな寸胴鍋には昆布をつけ、出しをとる用意までしてくれたM姉のいつもの働きがありました。
集まった方たちと短い祈祷の時をもち、それからお揚げを煮、出しをとり、味付け、昆布は佃煮に、これは91歳のS姉が刻みから味付けまでしてくださいました。9時半、聖書講義が始まるまでにほぼ準備完了、あとはみ言葉に集中し、そして礼拝後は”チームおうどん屋さん”になりました。
1杯200円。80食ほどを販売。午後3時からの音楽の祭日コンサートまでの時間、片づけてからホッと皆で一息、働きの後の恵みの時間になりました。

テーブルの手前に飾られている花は、先週木曜日坂本姉が自宅から持ってきて、各テーブルに飾ってくださったもの。清楚な純白のドライフラワーです。
「ルナリア」といって和名はゴウダソウ、ヨーロッパ原産の花で20世紀初頭この植物をフランスから持ち帰った合田清さんという方の名前にちなんでつけられたそうです。WEBで調べてみると、ルナリアというのはラテン語ルナ(月)、円形の果実をお月様に見立てたものだそうです。花が咲くまでの育苗期間が長く、暑さに弱いのであまり普及していないそうです。莢の形が他にはない面白い植物です、とあります。「音楽の祭日」コンサートにふさわしいテーブル花でした。
莢をむいて種をとると薄い隔膜はなめらかな光沢のあるドライフラワーで長期間いたまないそうです。
坂本姉が種のついた枝を下さいました。わが庭に育つでしょうか。挑戦してみたいと思います。
丸い莢の中に種が数粒ずつ入っています。種まきの適期は春6月までのようです。

父の日のカード

6月第三日曜日は父の日。教会では礼拝式の中で「父親祝福の祈り」がささげられました。

我が家にはアメリカの孫から、GrandPapaにメッセージカードと孫たちの最近の写真が届きました。
”You 're my (super) HERO"というカードの手書き表紙におじいちゃんは、すっかりよろこんで、いつまでもこうありたいねと・・・
孫たちの丁寧に書いてくれたメッセージがうれしい。E-mailもいいけれど、10日近くかけて届く手紙は、思いを深めてくれる。

夜には九州在の息子たちからも電話があり、ワインも届きました。母の日にもましてうれしかった。子どもたちの心遣いに感謝。

大阪教会では「音楽の祭日」のコンサート、リードオルガン、パイプオルガン、ピアノ、そしてソプラノ独唱が加わって、2時間ほどのよいプログラムでした。心豊かに過ごした1日でした。

2015/06/13

花の日と「音楽の祭日」

「ちいさなかごに花をいれ……あいのわざはちぃさくても」(讃美歌Ⅱ編26)
明日は、花の日・こどもの日、大阪教会では聖堂に花が飾られ、教会学校の子どもたちと一緒に教会全体礼拝を守ります。
アメリカのメソジスト教会から始まった教会行事で、日本各地の教会でも100年以上前から広く行われ、子どもたちが奉仕と感謝の精神を学ぶ機会となっています。礼拝後に、今年は毎月第3土曜日に行われている「こひつじくらぶ」「Little Lumb Club」のメンバーを加えて、地域の安全を担ってくださっている交番と消防署を花束をもって訪ねて感謝を伝えるそうです。
明日教会に持参する花を用意しました。
柏葉アジサイ、シャスターデージー、オールドローズ、
アルストロメリア、においさくら、ガクアジサイなど
今週19日夜と次週聖日午後には、聖堂で「音楽の祭日」無料コンサートが開かれます。音楽の祭日は、「聖ヨハネの祭り」(洗礼者ヨハネは、クリスマスに先立つ半年前、夏至が誕生日とされています)の頃、日が長くなった夕刻の時間を生演奏の音楽を(無料で)聞きながら過ごすヨーロッパの文化運動です。日本でも賛同を得て、各地で開かれるようになりました。大阪教会は、この催しに10年前から参加し、教会に初めての方にも聖堂で静かに音楽を楽しみ、牧師のメッセージを聞いていただく時となっています。今年はパイプオルガン、ピアノに加え、手回しリードオルガンの演奏があります。リードオルガンは、先月発刊された大阪教会「戦後史草稿Ⅲ」の140頁に「パイプオルガン奉献30周年」とあわせ紹介されています。レンガ造りの現聖堂の竣工(1922年6月11日)と同時に奉献されました。演奏には側面のハンドルを回し、ふいごに空気を送る補助者が必要で、今回は西田兄が、練習の時から汗だくになって小椋朋子姉の演奏を支えています。久しぶりによみがえるリードオルガンの音色は、大阪教会の歴史を振り返る時ともなるでしょう。

両日のプログラムは

6月19日(金)19:00〜
[ピアノ]
・抒情小曲集 第5集 Op.54-4 「夜想曲」 E. グリーグ
・ルーマニア民俗舞曲 B. バルトーク
・カプリス Op.24-3 J. シベリウス 他
[リードオルガン]
・ジムノペディ第1番 E. サティ
・叙情小曲集より W.L. ギロック
[パイプオルガン]
・ルーマニア民俗舞曲 B. バルトーク
・「いざ来たれ、異邦人の救い主よ Op.8/1」 より H. ディストラー
・キリストは死の縄目につながれ給いしが BWV625 J.S. バッハ
・ピエス・ドルグ BWV 572  J.S. バッハ 他
ピアノ・オルガン:小椋朋子

6月21日(日)15:00〜
[ソプラノ独唱]
・オペラ『ジャン・スキッキ』より「私のお父さん」 J. プッチーニ
・讃美歌集より  298/496/Ⅱ80 他
・アヴェ・マリア  P. マスカーニ
・オペラ『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)」G.F. ヘンデル 他
[リードオルガン]
・ジムノペディ第1番 E. サティ
・叙情小曲集より W.L. ギロック
[パイプオルガン]
・ルーマニア民俗舞曲 B. バルトーク
・「いざ来たれ、異邦人の救い主よ Op.8/1」 より H. ディストラー
・キリストは死の縄目につながれ給いしが BWV625 J.S. バッハ
・ピエス・ドルグ BWV 572  J.S. バッハ 他
ソプラノ:武村愛子
ピアノ伴奏/オルガン:小椋朋子

2015/06/05

「音楽の祭日」コンサート @ 大阪教会

音楽の祭日の無料コンサートが今年も大阪教会聖堂で開かれます。
今年はパイプオルガンと、ピアノ、手回しリードオルガンの演奏(小椋朋子さん)
21日午後の部ではソプラノ独唱(竹村愛子さん)が加わります。

夏至の午後、レンガ造りの聖堂で音楽を楽しむひとときです。
初めての方も、国の登録文化財のヴォーリズ建築の由緒ある教会に是非お出でください。