4月例会では総リーダーから始まって、各方面リーダーが新年度抱負をのべた。
今年の総リーダーは、たぶんアラウンドヒフティのIさん。『時間がない』を口実にして友の会の活動に後ろ向きになるのでなく、皆でもっと時間の使い方を工夫して、丁寧に仕事に取り組みたいと、真摯なお話だった。一年一緒に頑張ろうという気持ちになった。
私の抱負は
昨年度箕面方面は、総リーダーの逢坂さんと方面リーダー大村さんのバイタリティあふれるリーダーシップのもとに皆さんの力があわさって、一つ一つの行事を元気に進めてこられました。新年度は、七十歳近くになって大阪へ戻り三年目の私が、不慣れなままに箕面方面のリーダーをさせていただくことになりました。
友の会で大切なことは『生活合理化』と『互いの徳を立てる』ということだと、私は思っています。それぞれの衣・食・住・家計の生活技術を、自分たちの家庭の正直な記録、気づきから学びあい高めていく、その中で一人ひとりの人格を大切にする慕わしい交わりが育ってきました。現代は、羽仁もと子著作集が書かれた社会状況と大きく変化しましたが、めあてとすることは変わっていないと思います。しかし、集まりに出て来られない人が増え、それがすぐに退会につながっています。時間に余裕がある者だけの集りになってしまったら、友の会の理想とは離れてしまうでしょう。名古屋友の会から転入して豊中友の会の雰囲気は明るく、時代に合わせた工夫をどんどん取り入れておられると感じています。箕面方面でも、読書を大切に、方面会のもち方をいっそう工夫して、集りに出てこられない方にもよい報告をし、友とのつながりを大切に育てていけたらと願っています。5月発行の会報に掲載される予定だけれど、自分の言ったことに責任を持つ意味で、ここにも加えました。