2018/01/18

新しいぶどう酒は、・・・

今年の大阪教会の標語は「新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるべきである。」(ルカによる福音書5:38)です。
 
聖書には、「新しい」という言葉がよく用いられますが、ギリシャ語では日本語で新しいと訳されている言葉に3つの言葉が使い分けられているそうです。
新しいぶどう酒の新しいはネオス、新しい革袋の新しいはカイノスです。
ネオスは歴史的な新しさ、一時的な新しさ
カイノスは終末的な新しさ、永遠性をもつ言葉だそうです。
もう一つアナカイノーというギリシャ語があって、これは「日々、新たにされる」改革、継続をあらわす動詞だそうです。
先日、大阪教会の婦人会の学びで本庄侑子牧師からお聞きして、書き留めておきたいと思ったフレーズ。
「教会も私たちも、カイノスの新しさを待ち望みながら、日々、ネオスの新しさを加えられ、アナカイノー(新たに)されていく存在」
「『新しいぶどう酒は新しい革袋に入れるべきである。』
日毎に主が注ぎ入れてくださる新しいぶどう酒(若いエネルギー、歴史的に新しい力)を、新しい革袋(終わりの日の新しさ、喜びの祝宴)で受け止め、しなやかに、のびやかに、新しくされ続ける(アナカイノー)場所、それが、教会であり、婦人会。」

これに関連して名古屋の中京教会の月報「めぐみのつゆ」に松永希久夫先生が書いてくださったコラム『聖書一句一言』を思い出しました。
「新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるものだ」。
     マルコによる福音書 二章一八―二二節
  「なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」。
  「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客は断食できるだろうか。花婿が一緒にいるかぎり、断食はできない」。
  伝統的な宗教道徳に煮詰まった人々からは、新しい出現に対して疑いが持たれる。婚宴の終末論的イメージをもってイエスは答える。そして花婿の死への警告がつく。また、イエスの働きは旧約の更新であると同時に、それを上回る新しい創造を含んでおり、古い皮袋ではなく、新しい布裂れ、新しい皮袋を必要とする。
 私どもは、その新しい「布裂れ」であり、新しい「皮袋」として選ばれている。 
(「復活に達する」松永希久夫記念誌-日本基督教団中京教会2006年発行から) 

2018/01/06

七草

明日は七草、朝食は七草粥というのが、我が家の習慣。
粥に入れる春の七草を我がキッチンガーデンで探しました。
上から右回りに、コカブ、菜花、コリアンダー(パクチー)、ハコベ、水菜、ルッコラ、クレソン、これで7種揃いました。
パクチーの香りが強いです。例年と違った味が楽しめそうです。





2018/01/04

主の年2018年を迎えました。

2018年あけましておめでとうございます。
今年の我が家の年賀状は2018年にちなんで詩篇118篇のみことばです。
画像は、昨年11月3日に結婚50年を迎えた私たちに、子どもたちが贈ってくれた記念の菓子鉢。孫のひとりが、箕面の庭を思いながらバラ、オリーブ、クレマチスを描いてくれた図案で、長崎の陶芸家に製作を依頼したそうです。皆の気持ちが詰まっていて、うれしいプレゼントでした。

年末年始に箕面に来ることの出来た子どもたち、孫と過ごした賑やかな時を思い返しながら、今日はふだんの生活に戻りました。からだのあちこちに年齢を意識することの多い私たちですが、気持ちは若々しく過ごしたいと思います。
大阪教会のクリスマスツリー 2017
明後日、2018年1月6日公現日(エピファニー)まで降誕節です。