年度末の木曜日、友の会も春休み。久しぶりに思い立って二人、
車で安威まで出かけました。
安威の墓地、お墓の裏手のボケとやま桜は咲いていてのどかでした。
そのあと、京大の阿武山地震観測所まで足を延ばしました。
はるか昔は、長が淵(おさがふち)の脇の道を登ったものでしたが、
車で行くと高槻側の奈佐原を回ることに。
すっかり住宅地となった坂道をナビの指示通りに登った先に、
正門がありました。
車を置いて構内に入り、じしんけい(地震計)まで
鶯が道案内のようにさえずってくれました。
阿武山の目印のように遠くから見える観測所の建物は、子ども時代から親しんだもの。
間近に立つのは何十年ぶり(半世紀以上)になるでしょう。
建物の前の斜面には「ベツレヘムの星」とも呼ばれる
ハナニラがたくさん咲いていました。
観測所の脇の道を山上にいくと、藤原鎌足の墓とされる阿武山古墳があります。
墓室 |
史跡指定の掲示板 |
父が、遺跡発見当時(昭和9年)のことを話してくれたことがありました。
安威の村は大騒ぎだったと。
帰り道、見晴らし台から高槻の町の方をのぞむ
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日常からぽっかり湧き出たような3時間ほどのトリップでした。